中澤竜生ボランティアリーダーと「架け橋」は、2011年3月11日に起こった東日本大震災の後、南三陸町で継続的に救援活動をしてきました。
震災直後は、被災地の外から物資を運び込み、困窮なさっていた方々のニーズを満たすことが主な仕事でした。
しかし、被災地の方々が元気を取り戻してこられるにしたがい、外からの救援の役割は次第に小さくなってきました。
今は、南三陸の住民自身が、壊れてしまった自分の町を、主体的に復興する時が来ているのだと感じています。
私たちボランティアは、南三陸を愛する住民の友人として、地域を知り尽くしておられる地元のリーダーの方々と手を携えて、南三陸町の自立再生を応援したいと思っています。
・ 仙台から南三陸町に継続的に出向き、被災した方々の安否を問うています。
・ 全国各地から南三陸の人々に仕えるためにやってきたボランティアが、さらに成長して、より深く人を愛する者へと変えられていくための訓練をしています。
・ 被災した方々に寄り添い、相談相手とならせていただいて、就労のお手伝いをしたり、行政への手続きをお助けしたりしています。
・ 地元のリーダーの方々が取り組んでおられる産業の再興や誘致を側面から支援しています。
・ 地域に根ざした周年追悼行事の開催をしてきました。
・ 行政諸機関と信頼関係を築きながら、町役場が掲げる教育・福祉・医療・住宅政策、少子高齢化社会への取り組み、産業の復興と誘致に協力していきます。
・ 南三陸の良さが再発見され、生かされ、花開くように地元の人々を支え続けます。
・ 南三陸町が復興のモデル地区となることを、住民と一緒に目指します。
・ 南三陸町のみならず、被災3県さらには、全国の地域を支援します。
・ 被災地支援で培ったコミュニケーションスキル開発のお手伝いをします。
・ 父子家庭、母子家庭へのカウンセリングも実施しています。