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登米市と一関市に点在するキリシタン史跡群

この季節になりますと、毎年ロサンジェルスより南三陸町に訪問されます方がおられます。

K氏とは、震災後から知り合います。

もともと学生交換という働きで、南三陸町の高校生がロサンジェルスに行き、ホームスティをしつつ異文化を学ぶ体験をするのです。その逆もあり、南三陸町にあったクリスチャンセンター南三陸「愛・信望館」に挨拶に来られたこともありました。

その働きを応援しているのが「のぞみミッション」です。そして、その企画を毎年のように実現させるためのコーディネート役としてK氏は来られます。今年は春に一度来られ、そして11月にミッションとして来日されました。土曜日は仙台で一泊されて、日曜日はY氏と共に南三陸町に、新しい教会が誕生したので、そこに出席をされました。そしてその夜、ホテル観洋に一泊されました。月曜日は以前から登米市に出向き、キリシタン史跡をしたいとのことでしたので同行しました。その時の写真がこれです。

12月14日(木)
西復興団地第2集会所において「クリスマスリース」を製作しました。
近隣の地域の方々は「西の西復興住宅」とも呼んでいます。
「クリスマスリース」を製作するに至った理由は、復興住宅及び団地が建設完成されて約1年が過ぎましたが、自治会の発足は未だできず、また立派な集会所が完成していますが、利用されていません。それは日中祝日とも働いておられる方が多く、呼び掛けても集まれないという理由があったようです。そのような理由から外部ボランティアによるイベントも行われずに1年以上が経過しました。
11月。西復興住宅第1集会所において「ゴスペル演歌」のイベント開催しました。その際、参加人数が少なくとも、復興住宅の様子を伺うためにイベントをしたい、という切なる願いに、心傾けて下さった現地の方が、第1集会所のイベント後、第2集会所へと応援に駆けつけて下さいました。ですが、心配の予想は外れて約20名が参加して下さいました。こうして11月12日午後による「ゴスペル演歌」は盛り上がったのでした。終わって交流深める中、次のコミュニティ支援を検討しようと、生活支援センターの方と相談し「クリスマスリース」製作となったのでした。
クリスマスリースと言っても年齢を問わない、失敗はない、誰にでもできる作りとなっています。必要なものは布地、リボン、水引、スタイルフォーム等です。特に布地は5cm四方に切る必要があります。第2集会所に参加された皆様に、対応するためには相当の、様々な柄の布地が必要となります。そこで急遽応援下さる皆様に声掛けしました。
布地など必要なものは前日までに集まりました。
14日10時30分からにも関わらず、9時30分には数名が集まっていました。カフェの準備をしつつ、様々な布地を取りやすくする為、早速会場をセッテイングしました。無言で尖った割り箸もち、布地をドーナツ状に作られたスタイルフォームに刺しっていきます。これこそ無我夢中です。どれ一つ同じものはありません。1時間30分経った頃、支倉焼からお菓子を提供されていたので皆様にお配りします。大変に喜ばれましたが、手を休める人は誰もいませんでした。約3時間、リボンをかけ、水引も選び、クリスマスシーズンから新年にかけて飾れるリースが、参加された22名の方が完成されました。
今後もコミュニティの為に実施する予定です。
実はこれ。南三陸町のこの時期、にわかなブームとなっています。未だ冷め止まずで、ここ数年の間に進化しており、完成度は高くなっています。今年も志津川にある図書館の呼びかけで実施されているとの事。
突然のお願いにも関わらず応援下さいました皆様に心から感謝を申し上げます。
ご協力:萱島キリスト教会、広島キリスト教会、伊勢原キリスト教会、船堀グレースチャペル、大阪朝祷会有志、光塩キリスト教会、宮城明るい社会づくり運動(順不同、敬称省略)

志津川湾の朝日

地域支援ネットワーク架け橋

代表 中澤竜生

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宮城県仙台市青葉区愛子東3丁目14-22