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子どもたちに向けて花火支援

 令和元年 花火支援
 花火支援は、2012年8月より「夏祭り支援」と抱き合わせで始めた催事支援です。
 祭り支援
 地元に元気を取り戻して頂くためです。特にA地区では、特に目に見える限りで津波被害が少なかった為に、被害が大きかった周囲に何事にも控え目となっていました。支援者も大きな被害にあった場所に集中し、A地区を省みる事は少なかったです。誰かが声を上げる必要がある中、自宅等も津波で流された被災者さんが、「この地域を助けてほしいです。A地域には震災直後、親身になって避難所に逃げて来た人々を支えてくれましたので」と、話してくれました。そこで、地域コミュニティの為に、そこに住む子どもたちの為を考えて、クリスチャン団体にお声がけをしました。
 祭り支援の実現には、先ず周囲にある仮設住宅群の理解が必要です。ですから今まで以上に地域の要望を受けコミュニティ支援を手伝わせて頂きました。
 クリスチャンとしての祭り支援
 A地域に多くのクリスチャンが自発的に露店を開き、集会所でゴスペルコンサートを披露し、野外では遊び場などを提供し地域一体となって祭りを開催する事ができました。
 Sola(子ども学習支援)
 またこの時より、子どもたちの楽しみとなる花火支援も行いました。この実現に欠かせなかったのは、既に子ども支援として深く関わりをもったSolaの活動でした。そのお陰でPTAからの協力も大きかったと言えます。
 花火支援
 今回で8回目となる花火支援は、A地域の地元PTAを通して今も支援を続けると共に、3年前より、私が関わる仮設住宅と復興住宅(南三陸町と仙台市)へと関わりを広げ支援を続けています。今年は、2地域と母子・父子家庭6世帯に提供しました。更に今年は意図した訳ではありませんが、南三陸町へとお嫁に来られ、1、2歳のお子さんがおられる方が15世帯集まり、花火をして盛り上がりました。仙台市の復興住宅地では、花火が近隣の苦情ともなり、祭りの中でゲームなどの景品とする応援に変えました。
 最後に仙台で花火を仕入れる問屋さんも今では覚えて下さり、花火を多めに入れて下さいます。ここにも協力がある事に感謝します。花火に参加された人数は全てで約70名以上となりました。Solaより戴いた尊い献金に心からの感謝を申し上げます。皆様にも祝福が豊かにありますように。
志津川湾の朝日

地域支援ネットワーク架け橋

代表 中澤竜生

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