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新興宗教

友人が心配して連絡をくれました。
それは、現在社会問題となっているカルト宗教の事でした。被災された年配者がSNSをしています。毎日日記を書くかのようにして身辺の詳細を載せているのですが、そのフォローにカルト宗教者が入っているとの事でした。拝見しますといかにも怪しい案内が出されています。それに気がついた友人が危ないのではないかと慌てて知らせてくれました。いわゆる年配者のFBが窓口になっていると言う事ですね。何が危ないのかと言いますと、積極的なアプローチと色々な口実を使って次々と関わってきます。それは長年培われたプログラムで気が弱い人であれば押し切られるでしょう。そしてそのうちに狭まった視野でしか世間が見えなくなります。さらに熱心になりますと隣人への生き方否定心やさばく心だけが広がり、気がつくと周囲の友人や家族も離れてしまうケースが多いのです。そしてお金に関する事も増えて多くの問題が起きます。今の旧統一教会問題がそれです。「つまり献金しないと」と言う迫る言葉ですね。献金は決して悪いわけではありません。献げる心は大切ですが、強いられてではなく、自ら判断して献げる事です。

被災者の方は云われます。「たとえカルトに繋がる方と言っても応援してくれた方を無げに拒否はできない。」現場で警戒するようにと言っても大変困ったようにそう話されます。まだ何も起こっていない事に警戒心だけを与えるには難しさがありますね。ですから側にいて見守るしかないなぁと思いました。
一方で優しくして近寄りカルトへと誘う働きには怒りさえ覚えます。救いと幸せの価値観は押し売りでは得られませんから。

SNSも、年配者の方は人と関わる手段であって、それで生き甲斐を覚えた方も多くいます。活用する人にも責任は付きまといますが、これを利用して生き甲斐を奪い取るような事はしないでほしい。
心からそう願います。

あと、特にFacebookの場合、友達許可する前によく探って許可する事も大切ですね。自分自身が第三者を苦しめる道具とならないようにと、そこを伝えたいと思います。
志津川湾の朝日

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